膠原病とその治療法だけまとめてみた

医学部

国試勉強の一環として、膠原病の治療だけについてまとめてみました!

あくまで国試に必要なレベルなのであっさりしていますので悪しからず(ステロイドばかりなのでそれ以外を覚えればいいと思います)。

関節疾患

関節リウマチが代表的です。

関節リウマチ(RA)

メトトレキサート(MTX)の経口投与が標準治療。

生物学的製剤(抗TNF-α抗体IL-6阻害薬)を併用。

NSAIDsと副腎皮質ステロイドも炎症抑制目的で併用。

リハビリでは関節保護具

※MTXは妊婦(催奇形性のリスク)腎機能低下患者(MTXの排泄不良に陥る)には禁忌!

シェーグレン症候群

乾燥症状だけ→対症療法

腺外症状(+)副腎皮質ステロイド

成人スティル病

副腎皮質ステロイドが有効。

難治性→メトトレキサートやシクロスポリンを併用

若年性特発性関節炎(JIA)

NSAIDsが第一選択。

無効例or虹彩毛様体炎合併例副腎皮質ステロイド

副腎皮質ステロイドは小児の成長抑制起こすため慎重に

強直性脊椎炎

NSAIDs、一部の抗リウマチ薬

反応性関節炎(Reiter症候群)

NSAIDs、一部の抗リウマチ薬

クラミジア感染(+)テトラサイクリン系抗菌薬

リウマチ熱

NSAIDs(to炎症)

副腎皮質ステロイド(to心内膜炎

A群β溶連菌感染(+)ペニシリン投与

リウマチ性多発筋痛症(PMR)

副腎皮質ステロイド

全身疾患

基本はやはりステロイドです。

SLE

副腎皮質ステロイドが有効

免疫抑制剤やNSAIDsも併用。

抗リン脂質抗体症候群(APS)

抗血栓療法:ex)アスピリン、ヘパリン、ワルファリン

妊婦にはワルファリン投与は禁忌(∵胎盤通過性+)

強皮症(全身性硬化症SSc)

副腎皮質ステロイドが基本だが、症候に応じて次の治療を併用。

皮膚症状(+)Ca拮抗薬、プロスタサイクリン

GERD(+)→PPI

強皮症腎→RAS系阻害薬

肺高血圧→PDE-5阻害薬、エンドセリン受容体拮抗薬

多発性筋炎・皮膚筋炎(PM・DM)

副腎皮質ステロイド・免疫抑制剤

混合性結合組織病(MCTD)

副腎皮質ステロイド・免疫抑制剤

IgG4関連疾患

副腎皮質ステロイド

サルコイドーシス

両側肺門リンパ節腫脹(BHL)only経過観察

その他の臓器障害(+)→副腎皮質ステロイド

VTor VF(+)の心サルコイドーシス例→ICD植え込み

血管炎

血管炎は治療に関してだけは基本ステロイドと免疫抑制剤とだけ覚えてればよさそうです。例外はベーチェットくらいですね。

ANCA関連血管炎

顕微鏡的多発血管炎(MPA)・アレルギー性肉芽種性血管炎(EGPA)・多発血管炎性肉芽種症(GPA)(Wegener症候群)いずれも副腎皮質ステロイドを中心に治療する。

ベーチェット病

コルヒチン、NSAIDs、副腎皮質ステロイド、免疫抑制剤

高安動脈炎

副腎皮質ステロイドが有効

巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎)

副腎皮質ステロイド有効

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