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台風ですぐ休みにしない学校について思うこと

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台風と登校について、思うことがある。

つい先日日本には強力な台風が相次いで上陸し、多くの被害を生んだ。物的被害はもちろん、人的被害も相当なものだった。台風がいかに恐ろしいかということを、改めて学べたのは間違いないが、ここで台風と登校についてちょっと見直してみようではないか。

一般的には、台風が来ると、程度にはよるが学校がお休みになる。だから日本の少年少女たちは、休校を目論見、ほどほどに強めの台風を期待しちゃったりする。しかし、一部の学校(特に進学校にその傾向は強いかもしれない)では、「流石に休みにした方がいいんじゃないの?」という時に

「明日も通常通り始業します。交通機関の乱れが予想されるので、早めの登校を心がけてください」

なんてギャグみたいなメールが普通に来る。ギャグセンの低さも甚だしい。

交通機関が乱れるような時にそれが分かってて登校させることにどれだけ意味があるのだろうか?

そもそも、一日学校が休みになったぐらいでその後に大きな支障が出るとは思えない。大抵のことは後から埋め合わせができるはずだ。

そして中でも特に厄介なのが、「朝の6時の時点で判断し、授業の有無を連絡します」というやつ。いやいや、待ってくれ。それだと、休校になったとしても朝起きて学校の有無を確認した上で二度寝しなきゃいけないではないか。二度寝はたしかに格別だが無用な起床は避けたいものなのだ。

朝の6時に判断が迫られそうな状況なら、そもそももう休みでいいじゃないか。職員にとっても朝の6時に判断するのが負担であることはこちらも十分理解している。

そして何と言っても、迷ってまで生徒を学校に来させるメリットとリスクがあまりに釣り合わない。雨風が吹き荒れる中、氾濫した川の近くを通る人もいれば、倒れそうな木の脇を通る人もいるかもしれない。小学生なんかだと氾濫してる側溝に足を突っ込んで遊ぼうとすることもある。これで取り返しのつかない事になったらと想像すると本末転倒も甚だしい。下手したら死ぬリスクを負ってたった1日の登校に命がけで登校する若者たちを僕は、救いたい。

学校の授業は、究極的には若者の未来のためにある。ところが、その授業に行くのが命がけともなれば、登校がその若者たちの未来を奪いかねないのだ。全国の教育関係者の皆さんに、迷ったら休校、迷ったら休校だということをお伝えしたい。

 

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