大学生で留学を考える際に重要視されている試験として、TOEFL iBTという試験があります。
受験料が高くて尻込みしがちな試験ですが、先日思い切ってこのTOEFL iBTを実際に受験してみました。
TOEFL iBTのテスト構成・内容
テストは大まかには4部構成になっています。
Part.1 Reading(30点)
Part.2 Listening(30点)
Part.3 Speaking(30点)
Part.4 Writing(30点)
Part.2 Listening(30点)
Part.3 Speaking(30点)
Part.4 Writing(30点)
各セクションの内容については下の記事が参考になると思います。

TOEFL対策、大学入試のための英語勉強法なら | GLC(Global Learning Center)
海外・国内のグローバル系進路を目指す中学生・高校生のためのベネッセ英語オンライン講座。TOEFL、SAT対策などでアカデミックイングリッシュを習得。春期講習限定の特典、無料カウンセリング&入会金半額。
TOEFL iBTの難易度
一言でいうと、求められるレベルは非常に高いです。
参考までに、TOEICや英検と比較してみます。
これはTOEFL iBTの圧勝です。問題の難易度、求められるスピード感についてもそうですし、そもそもTOEFLが4技能の試験なのに対してTOEICは2技能試験なので、必要な対策の量が違います。
英検1級は語彙力が重要で、TOEFL iBTは4技能のバランスが重要となるので、比べること自体ナンセンスですが、トータルで対策に時間がかかるのはどちらかというとTOEFL iBTだと思います。語彙力は集中的にやりこめば短期間でも対策が可能ですが、スピーキングやライティングといった発信力を高めるには十分時間をかけて訓練する必要があります。
テスト当日の流れ
テスト当日のスケジュールを簡単にまとめると次のような感じでした。
試験開始は10時となっていることが多いですが、1時間前には会場に到着しておくといいです。
意外と準備することが多いですし、万が一遅刻したら払い戻しも効きませんからね…。
受験費用【高い!】

いや、TOEFL iBT、高すぎない!?
実際いくらかかるのかというと、7日前までの申し込みで230ドル、7日前を切って以降の申し込みで270ドルです。英検1級が9,500円、TOEICが5,725円なので、2万円を優に超えるTOEFL iBTがいかに高いかがうかがえると思います。
これだけでも渋いんですが、TOEFLの勉強に使った参考書なんかも含めるとプラス1万円くらい(OGやOfficial Testなど)かかりました。
試験結果について
で、試験当日から7日後にメールで結果が送られてきました(一般的には10日で結果が送られることになっているようです)。
合計点数は85点で、ネットでは「英検1級は90点以上に相当」という情報があったので、ちょっと物足りない結果とはなりましたが、最低限超えたいラインは取れたかなと。
ただ、英検は面接が結構甘めなのに対し、TOEFLはスピーキングの採点基準がより厳格なので、スピーキングが苦手な人がTOEFLで低めの点数になるのは自然かもしれません。
実際、リーディングは25点と比較的高得点でしたが、スピーキングは20点未満と、典型的な日本人のスコアになった気がします。
現状留学には不安な点数なので、今後もTOEFL iBTの受験を継続し、スコアもその都度公開していきたいと思います。
コメント
[…] stening 19点 Speaking 19点 Writing 22点 TOEFL iBTを受験してみた!【体験談】TOEFL iBTをはじめて受験してみた体験談です。sproutoutarrows.com2019.07.11 […]