こんにちは、すぷらうとです。
医学部に入れば、運動部であろうがなかろうが、「東医体(とういたい)」もしくは「西医体(にしいたい)」という大会の名前を聞くことがよくあると思います。
まあ要は「医学部医学科在籍」を出場資格として、その競技の医学生チャンピオンを決めようや!という大会が、この東医体や西医体です。
しかしこの大会は、高校生までの部活の大会とは違って、単なる競技大会というよりは医学生にとって一年に一度のビッグイベントになっています。
東医体・西医体では奇抜な髪色が恒例!?
僕が医学部に入学するときは全く知らなかったんですが、東医体や西医体という夏の大きな大会の時期になると、医学生がこぞって髪色を金やピンクといった奇抜な色に染める現象が起きます。
上でも書いた通り、単に試合というよりは、年に一度医学生が一同に会するビッグイベントという側面があり、また、基本的に夏休み開催なので髪色を気にする必要が無い時期であるというのも重なった結果、「髪色で遊ぶ」というのが恒例の文化として定着してきたのかもしれません。
そのため、医体前の医学部付近は一瞬ヤンキーが増えて治安が悪くなったかのように錯覚します。でも、髪を染めているほとんどの医学生はもともとヤンキー気質などかけらもない普通の大学生です。

金髪とかやったことないし、医者になったら絶対できなくなるよな。
一瞬だけなら染めてみたいかも!
一瞬だけ派手になれる、という非日常が普段地味な生活を送る医学生には面白い刺激なのかもしれません。
西医体で髪を染めるのが禁止に!?
髪を派手な色に染めたり、髪型を奇抜にしたりするのは西医体の風物詩でもあったはずですが、「医学生らしからぬ!」という理由で、全面禁止にするという意向が西医体本部によって示されているようです。
まだ決定事項ではないかもしれませんが、こういう面白文化がこんな風に消えてしまうのは少し寂しいと思いますし、高校生じゃないわけだから髪色の規制までしなくても…と思ってしまいます。
個人的には、東京マラソンみたいに、変な格好したい人は変な格好するし、ガチで走りたい人はガチな格好をする、でいいんじゃないかなと思います。

普段勉強でどちらかというと「地味」な毎日を送っている医学生が、一年に一回くらい髪で遊んでもいいじゃん!
ただこの規定には、どこまでの髪型が非常識的なのかという客観的な基準がなく、あくまでモラルとしてこれくらい守ってね、という心得で終わる気はしています。
実際染めたくもないけど先輩に染めろって言われて…という人も多いと聞くので、そうした義務感による染髪は減るといいのかもしれませんね。
西医体までまだもう少しありますが、練習しつつ髪色問題の行く末を見守っていきましょう。
それでは!
コメント
[…] 東医体・西医体の独特な文化【髪色がカオス】東医体や西医体の時期になると髪色が奇抜になる!? そんな医学生の不思議な慣習についての記事です。sproutoutarrows.com2019.05.22 つぶ […]