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英検1級ってどれぐらい難しいの?

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英検1級の具体的な難易度について

こんにちは。すぷらうとです。

ブログの投稿の内容は医学ネタやプログラミングネタが多くなっているんですが、今回はちょっと毛色を変えて、「英語」のお話をしたいと思います。

医学部とは直接関係なさそうな感じもしますが、最近のUSMLE受験者が増えそうな流れを考えると、英語力って何気にこれからの医学生にますます求められるのかなという気がします。

今回は特に、「英検1級」について書いていきたいと思います!

プロフィール:すぷらうと
小学校のころから英検を受け始め、小6で英検3級、高1で英検準1級に合格し、そして大学に入って英検1級に合格
現在は平凡医学生としてTOEFL iBT110点越えを目指して勉強中!
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英検1級ってどれぐらい難しい?

「難しい」といわれる英検1級ですが、その難易度を具体的に分析してみました。

僕が英検1級を受けるまでの経緯

英検なら高校生の時に2級を受けたことがあるけど、準1級とか1級は2級に比べてどれくらい難しいんだろう

それほど英検にのめりこんだことのない人であれば、上のように準1級以上のことはいまいち知らないし、別に受けようとも思わなかったという人も多いかもしれませんね。

たしかに僕にとっても、英検準1級以上に合格したという人が周りに全然いなかったので、どんなもんなんだろうとただ想像するしかありませんでした。

すぷらうと
すぷらうと

なんか面白そうだし、まわりが合格していないものに合格するってなんか、かっこよくね

そんな適当な理由で中学校の頃に英検準1級を受けてみようと決意しましたが、2級までのなんとなく勉強してれば受かるだろうというノリで臨んだところ撃沈し、3回目の受験でなんとか合格しました。

そして、準1級まで合格してしまったらもう1級まで受けちゃうしかない!と思った僕は、準1級合格後すぐさまその足で本屋さんに向かい、英検1級の単語帳を購入して勉強に取り掛かりました

高校卒業までになんとしてでも英検1級に合格するぞ!と意気込んでいましたが、当時の高校の英語の先生次のように言われるということが起きました。

英検1級?そんなもん受かっても大学受験には全く役に立たんぞ!

正直、英検1級へのモチベはかなり高まっていたので、この時は「なんで止めるねん…」と思っていましたが、英検1級に合格した今思えば、「英検1級の勉強は大学受験にほとんど寄与しない」と自信をもって言うことができます笑

実際単語帳を勉強していて、大学英語の語彙とかなりレベル差があることを実感していた僕は、先生の言うことも一理あると思い、大学受験までは英検の勉強を封印することにしました。

そして晴れて大学合格後、僕はすぐさま英検1級の学習に取り掛かりました。

具体的な勉強法についてはまた別の記事で触れようと思いますが、とにかく語彙を増やすことには膨大な時間を費しました

見切り発車はよくないと思い、十分に勉強できたと思った段階で受けた英検でしたが、なんとか1次試験は一発合格することができ、2次試験も試験官がアマアマだったのに助けられた感はありましたがなんとか合格することができました。

英検1級の難易度

ここまではただの僕の体験話だったので、ここまでの内容を読んでもいまいち難易度が分からないと思います。

なので、大学受験の英語の話を引き合いに出して英検の難易度についてお話したいと思います。

ちなみに日本英語検定協会が公式に発表している難易度の目安は以下のリンクの通りです。

各級の目安 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会
英検の各級の目安をご紹介するページです。1級から5級まで、ライフステージや英語技能にあわせてご用意している学習目標を掲載。受験前の目安にご利用ください。

英検2級高校卒業程度
英検準1級大学中級程度
英検1級大学上級程度

とありますね。

ただ、高校や大学によって学力のレベルにはかなりばらつきがあり、イマイチピンと来ないと思う方も多いかもしれません。

そこで、センター試験」という一つの客観的な試験を基準として設けてみましょう

センター試験といえば、大学受験をするのであればほとんどの大学で要求される試験であり、馴染みの深い人も多いと思います(もうそのセンター試験も廃止されるということですが…。)

結論から言えば、英検2級<センター試験<英検準1級というのが僕が実際に全部受けてみて感じた難易度です。

準1級の単語帳を見ればすぐにわかると思いますが、センター試験ではなかなかお目にかかれない単語が半分くらいは出てくるかと思います。やはり準1級以上になると、一般的には大学生向けということになるでしょう。

さて、それでは英検1級についてはどうでしょうか。

僕の考えでは、準1級と1級には、2級と準1級を比べたときよりもかなり大きな差があると思います。

まず、必要とされる語彙数ですが、一般に次のように言われています。

必要とされる語彙数
英検2級ー4,000語程度
英検準1級ー8000語程度
英検1級ー13000語程度
こう見ると、2級➡準1級で余分に4000語覚えなくてはいけないのに対し、準1級から1級では余分に5000語程度覚えなければいけないので、より大変なことが分かります。
さらに、一つ触れておかなければならないのは、準1級➡1級の5,000語の覚えにくさが異常だということです。

たとえば、準1級で出てくる”virtual”「仮想の」や”conserve”「を保存する」といった単語は、受験でも目にしますし、ネットで英語の記事を読む際にも頻繁に出てくる単語です。

しかし、1級に出てくる”shun”「を避ける」や”curtail”「を切り詰める」といった単語は、英語圏でもそれほど頻繁に使われることがなく、英語の文章を読んでいて出会うことはかなり少ないと思います(差を強調するため単語のチョイスが少し恣意的ですがご容赦ください笑)。

それゆえ、英検1級の勉強は、単語帳でしかお目にかかれない英単語が多く、ReadingのためやListeningのための単語というよりは、単語のための単語だと分かっておく必要があります。

実際、英検1級の試験では、長文問題の難易度は大学受験難関校の二次試験より少し難しいくらいですが、語彙問題(第1問ですね)の難易度はかなり高く、大学受験で登場する語彙では全く太刀打ちできません

アメリカに中学校まで住んでいたという友達も、英語をスラスラ話せる人ですが、英検1級の語彙問題を見たときは、「こんな難しい単語見たことない」と言っていました。

もうお分かりかと思いますが、とにかく英検1級は語彙の難易度だけが高すぎるという点で、かなり異様な試験ではないかと思います

英検以外にもTOEFLやTOEICといった試験がありますが、英検ほど語彙力が合否を左右する試験は他にはありません。

逆に言えば、かなり時間はかかってしまいますが、語彙さえ仕上げてしまえば合格の可能性はかなり見込めるということですね。

具体的な語彙の勉強法については、単語帳の選び方について以下の記事を書いていますので、ぜひ読んでみてください!(かなりおすすめのものを厳選しています)。

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コメント

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