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マッチングを終えて感じたことまとめ

医学部
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やっとマッチングが終了したんですが、自分の想像していたマッチングと実際のマッチングの様子というのが意外と違ったので共有しておきたいと思います。

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人気病院でも意外と受かる!チキらず受けてるといい。

いわゆる人気病院、ブランド病院というのがあると思いますが、「自分なんかが受かるわけない」と考えている人は多いと思います。

僕も、ブランド病院は留学ガチ勢やCBTトップ層の人たちだけに許された手の届かない存在だと思っていました。

ただ、今回マッチングを終えてみて、自分のまわりの第1志望マッチ率の高さ、そしてやや背伸び気味の受験をした人でも受かっている状況をみると、マッチングに挑む前から諦めるのはもったいないんじゃないかという感想を今では抱いています。

“案外”マッチする要因

「え!この人が!?」という人が人気病院にマッチしてる例をいくつか観測しましたが、その要因は何なのか少し分析してみました。

その病院に特化できていた

病院によっては専門医試験レベルの試験を課す病院があったり、英語によるディスカッションを指せる病院があったり、グループによるワークをさせる病院があったりと、病院によって「色」があります。

マッチするためには、どの病院にも合格できるようなバランスを追求するよりも、それぞれの病院の色を理解してそれに特化した対策をする必要があります。

その意味で、病院見学では(複数の)研修医に合格の秘訣を聞くことがとても大事だと思います。

実際、学内での成績がそれほど優秀というわけではなくても、その病院に特化した対策を早くからやっていた人が合格を決めた例がしっかり合格しているのがとても印象的でした。

病院見学で差をつけろ!【僕はこれで反省した】
マッチングに備えて4、5年生から病院見学に行く医学生が多いと思いますが、医学生の立場から病院見学で最低限気を付けなければいけないこと、そして、自分が気を付けていればよかったことをまとめてみました!

コネ

なんとなく残念な話なのかもしれませんが、マッチングでコネの要素はゼロじゃありません

むしろ病院によってはコネが強烈な威力を発揮することもあります。

部活の先輩が研修医にいて研修医票を底上げしてくれる、研修担当の先生が親と元同僚という縁で採用、入局宣言をすることでマッチを確約…などなど、コネが発動したと思えるものはそこそこ聞きます。

マッチングのシステム的にも内々定を出すというのは健全でない気がしますし、「コネづくりを頑張れ!」というのも気が引けるのですが、病院見学で行った科の先生や研修医と仲良くなっておいて悪いことは一切ありません。

「コネなんかに頼らないで」と思っていると結局損をしてしまうので、使えるコネは使うくらいの精神でいきましょう。

見た目(顔)

「顔で選んでいるんじゃないか」とうわさされる病院はよくあります。

「顔で選ぶ」というとイメージが悪いですが、見た目が相手に与えるイメージは思っている以上に大きいということは理解しておくべきなんじゃないかと思います。

同じ能力同じ経歴できれいな人とそうでない人がいればきれいな方が採用されやすいというのは世の常です。

実際、見た目がかわいいから選ばれたのでは…と思えるようなマッチ例も数件観測しました(実は本人の頑張りによるものかもしれないのでなんともいえないですが笑)

顔自体はなかなか変えられないので、髪型や服装、肌の調子など、とにかく小綺麗な感じを意識するといいと思います。

ただし都内は厳しい戦いに

全国津々浦々に良い病院はありますが、都内の病院は基本的に立地が最高なので研修したいという学生は多いですよね。

ただ、去年との比較でいくと、100人以上の定員減(!!)があり、厳しい戦いになったのは間違いなさそうです。

とはいえ、人気病院といえど、都内の病院で第3志望以内に合格している人がほとんどという印象なので、最低3病院は併願するのがよいかもしれません。

なんだかんだ早めに対策した人が受かってる

「マッチングなんて運ゲーだから直前に見学行って面接練習回せばどうにかなるよ」という先輩の声を聞くことはままあることかもしれませんが、舐めプした人はやはりあまり採用されていない印象です。

マッチング対策といえば、面接や履歴書作成、小論文対策などがありますが、どれも正直面白いものではありません。

ただ、準備を万全に行っていれば、マッチング本番も「これだけやってきた」という自負から滲み出る緊張感があります。

その良い緊張感が面接官に伝われば、マッチの確率はかなり高いものになると思います。

対策に使った本

かなり王道ですが、マッチングには以下の2冊を使いました(というかこれ以外ないよね?)

ハローマッチングは結構な割合で持ってる人がいました。

ただ、面接対策や小論文対策は「自分が面接官だったらこんな学生ほしいのか?」と疑問に思うような回答例が用意してあったり、筆者のツッコミどころがややマニアックだったりと、少なくとも自分にはあまり合いませんでした。

ただ、マッチング受験者による各病院の過去問情報が載っており、ほぼすべての病院の情報(割とぶっちゃけたものも含めて)が揃っているのでこれはかなり重宝しました。

それから、巻末に「面接で聞かれた質問リスト」があり、相当な数の質問例が用意してあるので、面接練習のときに大活躍しました(意外と質問って思いつかない)。

まとめてみたマッチングはハローマッチングより若い目線で書かれていますが、履歴書の形式や宛名の書き方など、実用的に役に立つことが多く書かれています。

履歴書の書き方にかなりページ数が割かれているので、個人的にはそこで重宝しました。

ただ情報量としてはそれほど多くないので、これだけで対策をするのは(病院によっては)厳しそうです。

とにかく、準備すれば意外と良い条件の病院にもいけるので、チキらないことが大事です!

頑張ってください!

 

 

 

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