Medu4の国試究極MAPを購入しましたが、視聴期限も終わり、なんとか修了したので感想をつらつら書いていきたいと思います。

あたらしいシリーズを終わらせて臨むのがおすすめ
国試究極MAPはMAP単体で国試に臨もうとする猛者もいるという話もありますが、あなたが猛者でなければ、「あたらしいシリーズ」や他社の各論講義を一通り視聴した上での購入をおすすめします。

え!究極MAP単体でもワンチャン受かるって聞いたことあるんだけど!
MAPは確かに情報がかなり凝縮されていますが、凝縮されていると同時に「省略」もされており、省略されているのが病態の説明であることも多いがゆえに、たとえば「Caが低値になる」という説明があっても、「ん、なんで下がるの?」と疑問を持ったままMAPの説明が進んでしまうということが多々ありました。
あたらしいシリーズを受講した分野(僕の場合主にメジャー科)では、該当する「あたらしい〇〇科」のテキストを参照して逐一納得するということができましたが、受講していなければMAPで説明された事実をただ受け入れるしかありません(書籍を参照するのもありですが)。
また、一々テキストを見返す手間も考えると(見返しながら進めていくこと自体かなり勉強になっている感じはしますが)、かなり面倒です。
各論講義の内容がある程度頭に入った状態で臨み、MAPでHZMが言った内容が少なくとも初耳ではない状態にしておくことをお勧めします。
マイナーに関しては究極MAPで簡単にさらっておくのもアリ?
マッチングで試験を課す病院も基本はメジャー科の知識を問うてくることが多いことを考えると、メジャー科は究極MAPより濃い知識を6年の春の段階で身に付けておくのがいいと思いますが、
マイナー科の深い知識を6年の春の段階で理解している必要はあまりないとおもいます。
また、メジャー科の病態生理がバリバリ出てくる分野においては、MAPの説明だと「なぜ?」と思う場面も多いですが、MAPのマイナーの講義ではそう思う場面はグッと減りました。
そもそもマイナーが知識ゲー的な側面があることや、僕がそもそも各論講義のマイナーを見受講であったことも一因かもしれませんが、マイナーに関しては国試究極MAPだけ受講し、あとはQBを回すという戦法も、国試の勉強にそれほど時間を割きたくない人にとってはありなのかもしれません(これに関しては実際にマイナー各論を受けてみてまた感想を記したいと思っています)。
復習にはQCとAnkiを使用
国試究極MAPですが、もちろん講座を受けただけではそれほどの伸びは期待できません(動画視聴を鬼リピして耳に染み込ませるなら効果ありかも)。
そこで、記憶の定着に有用なツールとして提案したいのが、
の2つです。
QuickCheck(通称QC)
QCは意外と馴染みが薄い人も多いかもしれませんが、medilinkアプリで使える1問1答タイプの問題集です。
問題の特徴としては、国試の問題文をかなり意識していることが挙げられます。
これは、Medu4の国試究極MAPについても同じことが言えると思います。
QBを多少解いた後に究極MAPを受講すれば分かりますが、究極MAPはかなり国試の過去問の選択肢に忠実に作られています。
そういう意味で、QCと究極MAPの親和性はかなり高いと言っていいと思います。
Anki
Ankiは医療系に限らず暗記ツールとしてかなり有名だと思いますが、
忘却曲線を意識して作られた暗記カードアプリです。
PCとスマホで連動させることができるので、スマホでガーっとカードを作成して、スキマ時間にスマホでカード演習、というのが最も効率的かもしれません。
ちなみに、スマホ版AnkiはAndroidだと無料ですが、何故かiPhoneだと3000円くらいします。
AnkiappやQuizletといった類似の無料アプリもあり、正直あまり差は無いので無課金で済ませたい人はそうしたアプリを選んでもよいかもしれません。
これからも究極MAPの活用法に更新があれば、追記or新規記事として紹介したいと思います。
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